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ひたぎニューイヤー 「あけおめ!」 「うるせえ忍!」 「ことよろ!」 「ちょっと黙ってろ!」 元旦。 謹賀新年。 明けましておめでとう、である。 一年の計は元旦にありだとか何だとか言うが、別にそんな根拠のない迷信を信じ ている訳でもなく、かといって特別な日であることだけは実感しつつも何も珍奇 な事をするわけでもなくて只普通につつがなく僕は新年を迎えていた。 はずだった。 はずなのだ。 して、僕のいる場所が問題であった。 「忍…一つ聞いていいか」 「ん?何じゃ?」 「年越しそばも食べてゆく年くる年で鐘の音を聞いた後新年早々あけおめメール の返信に明け暮れ終わる頃には初日の出が登っていて『あー今年も新年かー、そ ろそろ寝よー』と思って布団に潜り込もうとした僕の足を引っつかんで『ゴルチ ョコじゃ!復活じゃ!福袋じゃ!1/15から新メニュー追加じゃ!』とか言って僕を無 理矢理国道沿いのミスドに連れてきて行列に並ばせる必要性がどこにあるってい うんだよ!」 回想いらず。 驚異の説明率。 「そんなもの……言わんでもわかるじゃろう?」 「なん…だと……?」 まさか―――― 「初ドーナツじゃ」 「わかってました――――!」 大コケ。 新年初コケである。 「うむ、ならよろしい」 「よろしくねぇよ!ていうかどうして新年早々たかがドーナツ福袋で散財しなけり ゃいけないんだよ!」 ちなみに今の僕の状況。 開店5分前。 行列は前に二人。 後ろに、……たくさん。 「『たかが』とは何じゃ『たかがドーナツ福袋』とは!」 ドーナツ福袋。 新年を記念して毎年各地のミスドで販売される。 店舗により価格や内容に多少の差異はあるものの、もれなくおいしいドーナツが 食べられる。 どうぞ、皆様お買い求め下さい。 「そうだ、その少女の言う通りだ、我々はドーナツに命を賭けているから今こう してここに並んでいるのだ」 行列の前から聞こえる声。 聞き覚えのある声。 「その声は…」 ドラマツルギー。 同族殺しの吸血鬼。 春休みの僕の――敵だ。 フードで顔はよく見えないが、その優に2mを越える姿を見間違うことはない。 「そーだぜ、『たかが』ドーナツならこんなに人集まるわけねーじゃん?お前バ カじゃね?マジウケるwww」 「お前は…」 エピソード。 人間と吸血鬼のハーフ。 その口調と、三白眼。 また、間違えるはずがない。 「おや、これはいつぞやのアンダーブレードの眷属ではないか」 「どうして…お前ら」 「決まっているだろう、我々もドーナツを買いに来たのだ」 「いやでも……」 「お前知らねぇの?今こっちの職ではマジドーナツがブームなんだぜ?」 「なんで…」 「なんででも、そうなのだ」 巨体と三白眼。 こんな奴らがドーナツ買いに来たら、店員さんが逃げ出してしまうだろう。 「まあ、あのアロハのキモいおっさんが流行らせたんだけどな!?」 「忍野ぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!!」 来年の夏の流行はアロハで決まりとでも言うのか。 しかも、ピンクでサイケな。 「だとしたら…いったい何を買いに」 「「ドーナツ福袋」」 「やっぱそれかぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」 ミスド大人気。 「思えばお前ら…いや何だろう」 「どうした?何か気になるのか?」 「いや…こう何だかさ…」 「早く言えっつーの、てか引き延ばしとかマジウザいんだけどwww」 ウザいのはお前だよ! 「やっぱり…足りないんだよな」 「「足りない?」」 そうだ。 足りないのだ。 ドリフでいえばいかりや長介が。 ダチョウ倶楽部でいえば肥後さんが。 TOKIOでいえばシゲさんが。 「……ギロチンカッターだ!」 「「「ギロチンカッター(故人)?」」」 「…何を言っている、眷属よ」 「…てか、意味フじゃね?」 明らかに僕をからかう態度。 「…何がおかしい」 「それは……」 「だって………」 「だから何――」 「「そこ」」 「……こんにちは」 「――――はうわっ!?」 志村後ろ! 「あ、いや、間違えました。では改めて、明けましておめでとうございます」 「いやいやそういう問題じゃないから!」 「何?何か問題でも?」 「いやいやお前死んだはずだろ!」 「はい?まあその通りですが」 「じゃあ何でこんな所でドーナツ買い求めてんだよ!」 「それはまあ……色々と」 「何だよ色々って!」 お前は幽霊か! 「ちなみに小学生の幼女さんとは知り合いですので」 「何か変な所で話繋がっちゃってる!」 「照れ屋少女は僕の所のシスターです」 「いやそれ作品違うから!」 もはや謎のフィールドワーク。 「ほら、そんなことを言っているうちに開店しましたよ?お買い求めにならない のならば僕が」 「まてい!」 「いきなりどうした忍!?」 「おやおや、これはこれは」 「貴様ら…儂のドーナツを奪いに来たのじゃな」 「ほほう…これは随分と小さくなりましたねアンダーブレード、心も身体も!」 「貴様…この自慢のロリ体形を馬鹿にするとは……許さん!」 自慢するな! そして心は小さくていいのかよ! 「それはこちらも同じですっ!」 うわー。 何か超絶バトルの予感がビンビンするー。 妖怪レーダー、バリ3。 「おい待て!二人とも落ち着け!」 「悪いがあるじ様、しばらく口を挟まんでくれるかのう」 「そうです、これはドーナツわ賭けた『聖戦』なのですから」 「わかったわかった!だからお前らミスドの前で火花を散らしたり武器を取り出し たり変化したりするな!」 店員さん怖がって逃げ出しそうじゃねえか! そして、ドーナツを大量購入したはいいが忍に『あるじ様にはD―ポップのチョ コしかやらん』と言われて新年早々凹んで家路につこうとしていた僕。 「あら」 「よう」 僕は、戦場ヶ原ひたぎと出会った。 「あの…ひたぎさん……」 「はい?」 「一言……いいですか」 「いいわよ、でも正直、私としては新年早々素人童貞阿良々木くんのつまらない セリフを聞くことなんて苦痛でしかなくて『あー今年もこんな感じで過ぎていく のかー』みたいな陰鬱とした気分に陥りたくないのだけど」 「僕のほうが陰鬱になりそうだよ!」 明けまして暴言(口を)、戦場ヶ原ひたぎ。 「で、一言って何よ、早くしなさい。でないと明けるわよ」 「何をですかひたぎさん!」 もはや意味不明。 「じゃあ、言わせてくれ」 「ええ、いいわよ」 「すごく――――――――綺麗だな」 ぽっ、と戦場ヶ原の顔が赤くなる。 そうなのだ。 戦場ヶ原ひたぎは今、 赤を基調とした振り袖。 上に掻きあげた日本髪。 つまり―――和装なのだ。 「阿良々木くんにそんなことを言われるなんて……一生の不覚、今すぐ井戸に飛 び込んで皿を数えたいくらい」 「お前はお菊さんかよ!」 新年早々縁起が悪いわ! 「もう初詣に行けないわ」 「いやそこ普通は『もうお嫁に行けないわ』だから!」 「流石は僕の娘だ、阿良々木くんもきっと褒めてくれると思っていたよ」 「いつからいたんですかお父さん!?」 めっちゃナイスミドル! 「…なんちゃって」 「今ボケたんですかお父さん!?」 やべぇ、高度すぎてどこがボケだかわからねぇ! 「ひたぎは僕の娘だ、振り袖を着て可愛くないわけがない」 「もう、お父さんたらっ」 「そして暴言も世界一だな、僕の娘なだけのことはある」 「もう…おだてても何も出ないわよ?」 「今おだててたの!?」 何だこの親バカなやりとり。 親子そろって、何なんだ。 「じゃあお父さん、ここからは若い二人に任せて、よろしく」 「ああ、そうだな」 と言って、元来た道を戻る戦場ヶ原父。 「おい戦場ヶ原、お父さんはどうして…」 「忘れ物よ」 「でも…初詣に忘れ物って……」 「忘れ物よ」 「……わかった、だからその綺麗に彩られたかんざしを使って僕の左の眼球をえ ぐり貫こうとするのはやめてくれひたぎさん!」 明けましておめでとう(眼球に穴が)。 そして、僕らは家の近くにあるそれなりの大きさの神社に初詣に来ていた。 「おや、これはこれは阿良々木先輩に戦場ヶ原先輩ではないか」 「よお、神原も初詣……ってうぉっ!?」 「ん?ああこの衣装か、家を出る前おばあちゃんが着ていけと言ったのでな」 「やべぇ…すげぇ……」 可愛い。 すげぇ可愛い。 振り袖姿の神原、むっちゃ可愛い! こいつにこんな女の子チックな服が似合うとは。 恐い。 とても恐い。 恐いくらい、可愛い! 「うん?どうしたのだ阿良々木先輩?まさか私の振り袖姿を見て新年早々卑猥な 妄想が止まらないのか?だとしたらお任せいただきたい、私はいつでも阿良々木 先輩との新年初○○○の準備はできている」 「いやそれ新年じゃなくても初だから!」 てか新年早々下ネタ全開かよ! 「よく似合っているわ、素敵よ神原」 「いやいや、戦場ヶ原先輩こそ素敵なお姿ではないか、また惚れなおしてしまい そうだ」 「ありがとう神原、私も神原の振り袖姿が見れて嬉しいわ」 「いやあ、照れてしまうではないか戦場ヶ原先輩」 「いいのよ、存分に照れて、存分に甘えて、存分に愛しなさい」 ――そして、二人はすっと互いを抱き寄せる。 「神原……」 「戦場ヶ原先輩………」 「わかったわかったお前ら二人の振り袖姿がとても綺麗なのは認める、だからと いって新年早々お互いの帯に手をかけてほどきあおうとするのはやめろ!」 「「えー」」 「『えー』じゃない!」 もう、背景が百合だらけ。 「まあ、私神原としてはらぎ子ちゃんの振り袖姿が見たかったのであるが仕方あ るまい、来年の初詣まで持ち越すとしよう」 「またそのネタかよ!」 来年も未来永劫着ねえよ! 「あら、じゃあ阿良々木くんにこの後私の振り袖を着せてあげてもいいのよ」 「丁重に辞退させていただきます!」 どんなフェチ気質と思われているんだ僕は。 「そうか、阿良々木先輩は腰帯派ではないのか、では私と戦場ヶ原先輩のあられ もない淫らなうなじを今からここで披露させていただこう」 「やめてとめてやめてとめてアッ―――――――!」 そして神原の方は絵馬を猫いてくるとか何とか言ってその場を去り、僕と戦場ヶ 原は本殿で一年の祈願をすませ、おみくじを引いていた。 「…あら、大吉だわ」 「…僕は末吉」 「とても阿良々木くんらしい結果じゃない、新年早々相変わらず落胆させてくれ るわ」 「落胆してるのは僕の方だよ!」 これならいっそ大凶がよかった! 「さて、どうせ阿良々木くんのことだから末吉なのに書いてある事は『待ち人 来 ず』に始まる大凶同然の戦いを繰り広げているのでしょう」 「そんなに悲惨なおみくじなんて神社が作らねぇよ!」 いっそ大凶って書いてくれ! 「……いやでも戦場ヶ原、そうでもないぞ」 「…え?」 「ついでにお前のも見せてくれよ」 「…いやらしい事を考えている目つきね」 「考えてねぇよ!」 どうしてこの状況で! 「…ふーん」 「何よ、思うことがあるなら早く言わないと瞼綴じるわよ」 「それは勘弁……」 漢字違ぇよ。 またホチキスか。 「で、阿良々木くん、何か面白いことでも書いてあったのかしら?」 「ん?ああ、あったよ」 「…期待外れね」 「何がだよ…」 どこに期待されてたんだ、僕は。 「いや、ここは珍しいなー、って思って」 「どこよ」 「ここの所、だってほら」 といって、僕が指差したのは「恋愛」の項目。 「……あら」 「だろ?」 「………そうね」 「な?」 「……うん」 ―――僕と戦場ヶ原のおみくじの「恋愛」に書かれていたこと。 僕と戦場ヶ原のこれからの「恋愛」について占われたこと。 こんなこと、あるのだろうか。 いや、今ありえたから、きっとありえのだろう。 計らずしも、二人とも同じ内容であった。 おみくじに書かれていた内容。 それは―――――――――― そして僕らは適当に合格祈願の絵馬をかけ、人の混みいる神社を抜けだし家路へ とついた。 「なあ戦場ヶ原、一つ聞いていいか?」 「何かしら阿良々木くん?」 「お前、初詣で何を祈願したんだ?」 「……言わなければいけないのかしら」 「え?いや、言いづらいことだったら別にいいんだけど」 「そうじゃないわ、私が言いたいのは、わざわざ言う必要性があるのか、ってい うことなのよ」 「あ……」 そうだ。 そうなのだ。 言う必要性など、ないのだ。 僕達二人には、わかりきったことなのだから。 「ちなみに阿良々木くんは何を祈願したのかしら?」 「僕?僕は……言わなきゃダメかな」 「別にいいのよ、どうせ私と同じでしょうから」 「……そうだな」 「ええ、きっと―――そうよ」 僕が初詣で願ったこと。 きっと、戦場ヶ原もわかっているのだから。 僕も、わかっているのだから。 ―――――お互いに、同じ願いだから。 next → 戻る
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テーブルは 縦棒で くぎります リスト 名前 コメント 大見出し ウィキはみんなで気軽にホームページ編集できるツールです。 このページは自由に編集することができます。 メールで送られてきたパスワードを用いてログインすることで、各種変更(サイト名、トップページ、メンバー管理、サイドページ、デザイン、ページ管理、等)することができます ■ 新しいページを作りたい!! ページの下や上に「新規作成」というリンクがあるので、それをクリックしてください。 ■ 表示しているページを編集したい! ページ上の「このページを編集」というリンクや、ページ下の「編集」というリンクを押してください。 ■ ブログサイトの更新情報を自動的に載せたい!! お気に入りのブログのRSSを使っていつでも新しい情報を表示できます。詳しくはこちらをどうぞ。 ■ ニュースサイトの更新情報を自動的に載せたい!! RSSを使うと簡単に情報通になれます、詳しくはこちらをどうぞ。 ■ その他にもいろいろな機能満載!! 詳しくは、FAQ・初心者講座@wikiをみてね☆ 分からないことは? @wikiの詳しい使い方はヘルプ・FAQ・初心者講座@wikiをごらんください。メールでのお問い合わせも受け付けております。 ユーザ同士のコミュニケーションにはたすけあい掲示板をご利用ください
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@wiki連合 Wikiには似たようなもので、ページ上部のヘルプバーにある@wiki助け合い掲示板がありましたが、あまり投稿が見当たらなかったことから、先ずは同じ類のWiki同士で共通点の話題を出そうと、ソーシャルゲーム関連のWikiに設置して見ました。 元スレ:http //www4.atchs.jp/test/read.cgi/yoshisada/1403023618/ このコメントは、2ch専用ブラウザで閲覧可能です。 設定するアドレス http //www4.atchs.jp/test/read.cgi/yoshisada/1403023618 2ch専用ブラウザの対応状況はこちら http //www35.atwiki.jp/atchs/pages/270.html ※専ブラでは、元スレのURLを読み込んで下さい。 #atchs_thread
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wiki編集のやり方 はじめに やり方良く解んないよ…。みてもイミフな記号が一杯だし…という方の為に編集のやり方を紹介。 レビューしてくれた人に返信したいよーという人や、wiki編集のお手伝いしてくれる人のお役に立てればとおもてます。 基本的に専門知識がない人でも簡単に編集できるようになってます。誰でもできます。 編集する1.見出し 2.引用 3.文字装飾する。サイズを変える 太くする 斜体 下線 取り消し線 色を付ける 4.横線 5.リンク 6.リスト 7.表 8.非表示文 9.ニコニコ動画のサムネ付きリンクを表示させる 10.マイリストを表示させる。 新規ページを作るページの名前 ちょっと複雑な編集レビューに対して返信する。1.整形する 2.自分の返答を加える 部分編集 折りたたみ ページ内リンク(部分指定リンク) 編集する 最初は既存のページの編集からチャレンジしてみてください。 編集練習用のページも用意しました。 ぐちゃぐちゃに失敗しても大丈夫なので気軽に練習してください。 基本的かつ良く使われる構文から紹介。 編集練習用のページを別窓・別タブで開きつつやってみてください。 1.編集したいページを開く 2.左上のメニューの 編集>このページを編集する で編集メニューに入る 3.編集する 4.保存 編集したところがちゃんと表示されてるかなー?と確認するには「ページ保存」ではなく、その横にある「プレビュー」 で確認しながらだと楽チンです。 1.見出し 行頭に*を付けます。*の数で大きさが変わる *見出し1 赤っぽいデザイン **見出し2 黒+破線 ***見出し3 グレー+点線 ****見出し4 グレー *****見出し5 薄い 編集練習用のページに見本を置いておきました。 上へ 2.引用 これ こんな感じで表示させたい時は行頭に半角スペースを挿入してください。 半角 でも表示できます 半角 だとこんな感じ 上へ 3.文字装飾する。 サイズを変える size(){}を使います。 ()の中に 150% とか 50% とか倍率を入れて {}の中に大きさを変えたい文字を入れる。 size(200%){200%} size(120%){120%} size(100%){100%} size(80%){80%} size(50%){50%} 200% 120% 100% 80% 50% 太くする bold(){}の{}の間に太くしたい文字を入れます。()は何も書かなくておk bold(){太い} 太い 斜体 同じように italic(){}の{}の間に傾けたい文字を入れます。 italic(){斜め} 斜め 下線 u(){リンク表示なんかに付けてあげると解りやすい} リンク表示なんかに付けてあげると解りやすい 上へ 取り消し線 s(){訂正前の文章なんかに使うと良いです} 訂正前の文章なんかに使うと良いです 色を付ける color(色名){文章} で色が変えられます。 color(red){真っ赤}な誓いいいいいい 真っ赤な誓いいいいいい 16進法表記でも指定できます color(#FF0000){真っ赤な誓いいいいいい} 真っ赤な誓いいいいいい 指定する色は こういうサイト を使うと便利。 上へ 4.横線 ---- と入れると水平線が引けます。区切りにどうぞ 5.リンク [[ページ名]],[表示 URL]]でリンクが貼れます。 [[編集テストページ]],[[ニコニコ動画 http //www.nicovideo.jp/]] 編集テストページ, ニコニコ動画 上へ 6.リスト 行頭に-を付けると箇条書きのリストが作れます(+を使うと番号付き) -あ -い -う あ い う 階層もつけることができます -あ --いい --うう ---えええ ---おおお あいい ううえええ おおお 上へ 7.表 |で囲みます。 |左|右| 左 右 |左|真ん中|右| 左 真ん中 右 上へ 8.非表示文 行頭に//を付けると、編集画面でしか見えない文章が書けます。 こっそり書きたいものや編集人向けのメモで使ってください 9.ニコニコ動画のサムネ付きリンクを表示させる nicovideo(sm0000000){xxx,yyy} sm~~の部分を表示させたい動画の番号に書き換えます。sm~~の部分はURLでもおkです。 xxxが横幅。yyyが縦幅ね nicovideo(sm1590982) 表と組み合わせると | nicovideo(sm1590982)| nicovideo(sm1591886)| こんな風に表示されます 上へ 10.マイリストを表示させる。 nicovideo_mylist( iframe width="312" height="176" src="http //www.nicovideo.jp/thumb_mylist/3741927" scrolling="no" style="border solid 1px #CCC;" frameborder="0" a href="http //www.nicovideo.jp/mylist/3741927" 第一回国際ニコニコ映画祭、審査結果発表! /a /iframe ) 3741927の部分を表示させたいマイリストの番号に書き換えてください。 編集する時は1行(改行無し 行頭のスペース無し)で。 第一回国際ニコニコ映画祭、審査結果発表! 上へ 新規ページを作る 1.左上の@wikiメニュー>新規ページの作成 2.編集モードは@wikiモード 3.ページ名を入力する 4.編集する 5.保存する 作りたいページと似たページが既にある場合は 1.@wikiメニュー>既にあるページをコピーして新規ページを作成 2.元となるページを検索する 3.元となるページを選択+ページ名を入力する 4.編集する 5.保存する 上へ ページの名前 ただページ名の付け方に注意が必要です。 半角/がページ名に含まれている場合 親ページ/サブページ という階層情報も含んだページ名になってしまいます。 親ページサブページ こんな感じ。スラッシュを使いたい時は全角/にしましょうー 上へ ちょっと複雑な編集 レビューに対して返信する。 1.整形する 作品別ページのレビューはコメントフォームを利用しています。 なので画面で ~~~~~~ ×××××××●●●●●●●▲▲▲▲▲▲▲1.あああああ2.いいいいい3.ううううう-- 名無し (2008-12-31 00 00 01) こう表示されてても 編集画面で該当部分を見ると - ~~~~~~ br()××××××× br() ●●●●●●● br() br()▲▲▲▲▲▲▲ br() 1.あああああ br()2.いいいいい br()3.ううううう br() -- 名無し (2008-12-31 00 00 01) こんな感じでゴチャゴチャしてると思います。 br()は改行を表す構文なので、 br()を消して、改行してあげると編集しやすくなります。 - ~~~~~~ ××××××× ●●●●●●● ▲▲▲▲▲▲▲ 1.あああああ 2.いいいいい 3.ううううう -- 名無し (2008-12-31 00 00 01) 2.自分の返答を加える 後は、適当にスペースや を利用して 名無し (2008-12-31 00 00 01) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ×××××××××××××××××××××××××× レビューありがとうございます ~~~~は~~~~~で ×××も×××ですよね 名無し (2008-12-31 00 00 01) ~~~~~~~~~~~~~~~~~~ ×××××××××××××××××××××××××× レビューありがとうございます ~~~~は~~~~~で ×××も×××ですよね こんな感じ。できたでしょうか? 上へ 部分編集 #areaedit()と#areaedit(end)で挟んだ部分だけ、ページの右側の「部分編集」という部分から編集できるようにできます 上へ 折りたたみ #region()と#endregionで挟んだ部分を折りたたむプラグイン #region(closeed,展開する)と書くと、最初の表示は折りたたんだ状態で、折りたたみボタンの横に展開する という文字が付きます。 +展開する いち に さん ページ内リンク(部分指定リンク) anchor(英数)を使用します 1.行き先(ジャンプ先)に anchor(英数)と記述する 例) anchor(AAA001) 2.リンク[[表示名 URL#英数]] [[表示名 ページ名#英数]]を作る 例)[[飛ぶ wiki/wiki編集のやり方#AAA001]] 例)飛ぶ ただ、見出し+目次を使えば同じことが出来るので、そっちの方が楽だと思います。 目次で該当部分のURLをコピーして [[飛ぶ http //www7.atwiki.jp/nicomad_srs_event/pages/43.html#id_dc33191a]] とすれば、その見出しで飛べます。 飛ぶ 上へ
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Let Loose(Red Loser) ◆ARe2lZvhvo 0 やり直しはできません 4 何がいけなかったのだろうか。 どこで間違ってしまったのだろうか。 どうしてこうなってしまったのだろうか。 人類最悪と行動を共にしてしまったことだろうか。 山を登った先で人類最悪と出遭ってしまったことだろうか。 喫茶店で会った一人か二人に着いていかなかったことだろうか。 あの異常(アブノーマル)な彼女と接触してしまったことだろうか。 最初に出遭ってしまったのが過負荷(マイナス)な彼だったことだろうか。 そもそもこのバトルロワイアルに参加する羽目になってしまったことだろうか。 いや、どれも違う。 日常に嫌気が差し異常を願ったあのときも。 二段ベッドの上で眠りたいと思ったあのときも。 私立上総園学園の時計塔の分針を止めたあのときも。 奇人三人衆の間に割り入り少しずつ狂わせたあのときも。 ふや子さんが僕のことを好きになるよう仕向けたあのときも。 日々音楽室に通ってやがては迷路先輩と将棋を指したあのときも。 それらを積み重ねた結果としてこぐ姉を死なせてしまったあのときも。 その事件を「探偵ごっこ」を申し出た迷路先輩と共に調査したあのときも。 迷路先輩が死んで「犯人」だったふや子さんが崖村先輩に殺されたあのときも。 それら全てを突然僕のもとを訪れたくろね子さんに看破されてしまったあのときも。 きっと僕は間違っていたのだから。 おそらくはもっと前から僕は間違い続けていた。 それが間違いだとわかっていながら訂正しようともせず。 むしろそれを甘受してきた。 甘んじるどころか自ら進んで望んでいた。 異常に臨むために異常を望んだ。 結果得られた『非日常』は刹那的なものですぐに『日常』に戻り、『異常』に昇華することはなかった。 だから再び異常を望み、ついにこぐ姉を殺して獲た特大の『非日常』も一ヶ月足らずでまた元通り。 いつまで経っても、どんな手段を用いても囲われた世界から脱することはできなかった。 このバトルロワイアルだって、最初こそ戸惑ったけど実際に12時間以上を過ごしてしまえば異常も異常ではなくなる。 ああ、だからか。 端的に言えば油断していたのか、僕は。 最初こそ警戒していたのに、打ち解けてしまって。 隣にいることを許容してあまつさえ会話もしてしまって。 これは報いなのだろうか。 今までやり過ごしてきたことへの。 それとも罰なのだろうか。 これまで見過ごしてきたことへの。 もしかしたら救いなのかもしれない。 ただ、そうだとしたら随分と優しい救いなんだなと思う。 やっと、やっとだ。 本当は何が欲しいかほんの少しだけわかった気がする。 でも、気付くのが遅すぎた。 きっと早く気付いていたとしてもどうしようもなかったのかもしれないけれど。 やがて痛覚が認識を拒否する程の痛みに抱かれて僕の意識は薄れていく。 今まで出会った人の顔が浮かんでは消え、最後に浮かんだのはこぐ姉の笑顔だった。 ――こぐ姉、これより不肖の弟が会いにいきますよ。 【串中弔士@世界シリーズ 死亡】 1 竹取山を抜けると、そこは平原だった。 狐さんの持つ首輪探知機はエリアの境界線も表示してくれるようになっていたので、僕達が無事に禁止エリアを抜けられたことを確認できた。 ……なんであのときも活用しなかったのだろうと思ったけど、時間まで5分しかなかったからそれどころではなかったし。 ポルシェが爆発したし。 山火事も発生したし。 「……ちっ、もたもたしているうちに見失ったか」 狐さんが探知機の画面を見ながら舌打ちする。 どうやら、下山している間に会おうと思ってた人達が探知機の範囲より外に行ってしまったようだ。 当然だが探知できる範囲には限界があって、それは探知機を中心とする1エリア分だけらしい。 つまり、エリアの中心にいればそのエリア全域を把握できるけど、例えば東に向かったらそのエリアの西は探知できなくなる。 裏を返せば隣のエリアの東側を探知できるわけだから、そう不便なものでもないけど。 「どうするんですか?せっかくE-7に入ったのに」 「『せっかくE-7に入ったのに』――ふん。俺が会おうと思っていた無桐伊織と櫃内様刻は今から見つけるのは少し骨が折れる。 点が動く速度もそこまで早いものでもなかったし確かに今から追うことも不可能でもないだろう。 だが、おそらくは俺とそいつらが近いうちに出会うことはない、そういう運命だ」 「そうですか……」 狐さんには聞こえないように溜め息をつく。 何度聞いても狐さんの話はわからないところがあるし、こうやって流す方が手っ取り早い。 また馬鹿にされたように笑われるよりは賛同するふりでもしておいた方がいいということをいつの間にか学んでいた。 もしくは、慣れていたと言った方が正しいのかもしれない。 「代わりと言ってはなんだが、貝木泥舟とかいうやつに会いに行くぞ」 僕のことも鳳凰さんのことも気にかけず勝手に次の方針を決めていた。 『近いうちに出会うことはない』ってそういうことか。 しかし、大丈夫なんだろうか。 もし、鳳凰さんとは違って見境なく襲ってくるような人だったらどうしようもないんじゃ…… あ、でも今は鳳凰さんがいるんだった。 危険なことには変わりないけど、他の人に狐さんを殺されるくらいなら、みたいな考えはしていてもおかしくないし。 ……僕の安全が一切保障されていないんだけど。 うーん、これはまずいことになる前に逃げることも選択肢に入れておいた方がいい気がする。 とは言っても今の僕の装備は武器といったら包丁しかないしこの状況で逃げるなんて行動を取ったらそれこそ死亡フラグだ。 この近くだと不要湖ってとこが地図に載ってる場所だけどそこで何かの収穫があるとは到底思えないし。 それだったら狐さんの残り1つの支給品を――そうだ。 「そういえば鳳凰さんは使えるものはないんですか?」 「支給品のことか?言われてみれば我と虚刀流のものは確認していたが否定姫のものはまだであったな」 「え、3人分もあったんですか」 「おい、その虚刀流ってのはなんだ」 もしかしたらいらない武器を譲ってもらえるかもと思った矢先、狐さんが口を挟んできた。 こうやってすぐに食いつくあたり、狐さんは好奇心旺盛な性格をしているよな…… それに伴う行動力がとんでもないから厄介なんだけど。 「虚刀流を知らぬのか、狐面」 「『虚刀流を知らぬのか、狐面』――ふん。知らねえから聞いているんだろうが。お前の知っていることを教えろ、鳳凰」 ……とても教えを乞う態度じゃあない。 2 「刀を使わない剣士、か。そいつはおもしれえ。是非とも会ってみたいものだ」 「忠告しておくが、其奴は人間でありながら刀のような存在だ。我と違って懐柔できるなどと思わぬ方がいいぞ」 「『我と違って懐柔できるなどと思わぬ方がいいぞ』――ふん。懐柔なんざする必要はねえよ。それ以外の手段はごまんとある」 鳳凰さんから虚刀流について聞いた狐さんは満足げに漏らした。 剣士なのに刀を使わないなんて本末転倒な気もするけど、成り立っているというのなら部外者が口出しをするのは筋違いというものだ。 それよりも、大幅に話が逸れていってる方が僕にとっては問題なんだよなあ。 別に今すぐ支給品が欲しいってわけじゃないけど、また聞くのはがっつくようでやりにくいし。 「ああそうだ鳳凰、お前の持ち物見せてみろよ。お前には扱えなくとも俺なら使えるものがあるかもしれねえぞ」 と思ったら狐さんが聞いてくれた。 もちろん僕のことを察したわけじゃなく、さっきの会話で支給品のことに触れたのを思い出しただけだろうけど。 「確かに1つ使い方が不明瞭なものがあったな。それがお主にも使えるとは限らんが」 「ごちゃごちゃ御託並べてねえで出してみろよ、現物を見ねえとどうにもならん」 「む……」 狐さんの言い方に渋々というかやや投げやりな感じで鳳凰さんが取りだしたそれは僕でも普通に扱えるものだった。 そしてそれを見た狐さんは―― 「だっはっはっはっは!ノートパソコンの使い方がわからねえたあ現代じゃあやってけねえぜ?弔士だってネットに繋ぐくらいはやってのけるだろうによ」 凄く小馬鹿にするような調子で笑ってのけた。 ……鳳凰さんの顔面が心なしか引き攣ってる。 というかさりげなく僕まで巻き込まないで欲しい。 確かに今の時代パソコンを使えないような人なんて極少数の絶滅寸前危惧種だけども。 「ま、お前が持ってても使えないようなら俺が貰ってやるよ。宝の持ち腐れになるよりはマシだろう?」 「渡すこと自体に不満はないが、それでは我に利点がない。見返りがあるというのならばそれ次第では構わないが」 「そんなに言うなら俺の残りの支給品でどうだ?まずはお前のもんと被りがないか見てからだが」 「狐さん、まだ支給品あったんですか?」 「ねえと言った覚えはねえよ」 うわー。 なんでこの人とことん不快にさせるような言い方しかできないんだろう。 というかそうやって手放せるものなら僕にくれたってよかったじゃないか。 「弔士、お前には使えねえ代物だからいくら欲しがってもお前にはやらねえぞ。なんでも使い手を選ぶらしいからな、そういう意味じゃ鳳凰に持たせた方が適任だ」 「………………」 反論することを僕は諦めた。 その間に、鳳凰さんはデイパックから支給品を出していく。 出てきたのは銃が二丁にけん玉、一升瓶に入った日本酒、トランプ、農作業で使いそうな鎌、そして薙刀と真っ白なシュシュと鉄パイプだった。 それを見て鳳凰さんは「ふむ、虚刀流から貰った鎌よりかは薙刀の方が使いやすそうだな」と呟く。 うーん……この中じゃ銃と薙刀くらいしか使えるものはなさそうだけど、譲ってくれるとは思えないなあ。 鎌や鉄パイプも使えないことはないけどそれだったら包丁で十分という感じだし。 肝心の狐さんの最後の支給品ってなんだったんだろう。 それが鳳凰さんの持ってるものと被ってたらおこぼれを与れるかもしれない。 「ふん、被りはないみたいだな。ついでだからその日本酒、悪くはなさそうだしもらってもいいか?」 更にがっついていた…… まあ、狐さんの話しぶりじゃあ武器のようだしそれとパソコンにお酒の交換だったら鳳凰さんに損はないだろうけども。 というかこの人こんなところでお酒飲むつもりなのか。 「……いいだろう。このような場所で酒を飲むほど我は酔狂ではないのでな」 「じゃあ成立だな。物の価値の釣り合いが取れねえと思ったなら過剰分はボディガードの駄賃代わりとでも思え」 刀身は普通だけど、柄や鍔の装飾は日本刀よりも漫画で出てくるようなデザインに近い、そんな刀。 それが狐さんの最後の支給品、蛮勇の刀だった。 ノートパソコンと日本酒を受け取った狐さんはそれらをデイパックに入れると、抜き身のまま、 「ほれ」 とまるで野球のボールでも扱うかのように鳳凰さんに放り投げた。 3 あ……ありのまま今起こった事を話そう。 狐さんが刀を鳳凰さんに向かって投げたと思ったらいつのまにかそれが狐さんに刺さっていた。 な……何を言っているのかわからないと思うけど僕も何があったのかわからなかった…… 「え?」 空気を震わせたその音が僕の口から出た声だと気付くのに時間を要した。 狐さんの手から離れた刀は鳳凰さんに向かわず、まるで変な力がかかったようにくるりと回転して狐さんに向かっていった。 そしてそのまま左胸――何があるかは考えるまでもない、心臓だ――に突き刺さり、ゆっくりと狐さんの体が傾いて、どさり、と小さくもないが大きくもない音が響いた。 手が滑ったとか、手から離れる瞬間に変な力がかかったとかの可能性も考えられるには考えられたけど、なんというか、刀自身の意思で狐さんに向かっていったような―― 『使い手を選ぶ』ってまさかこういうことだったのか? 確かに持つことすら拒絶するような刀じゃあ僕には到底扱えないものだし鳳凰さんに持たせようとしたのも納得だけども―― そういえば、鳳凰さんは……? 恐る恐る鳳凰さんの方を見ると僕と同じように茫然と―― 「…………ふ」 していない。 感情は顔に表れていないけど、それは呆けてる表情じゃない。 なんというか、嵐の前触れのような無表情。 「あ、あの……鳳凰さん?」 堪えかねて思わず声をかけてしまう。 そして、真庭鳳凰は―― 「はははははははははははははははははははははははは!」 力の限り、哄笑した。 「なるほどなるほど確かにお主の言う通りであったよ、狐面。こうして己で己を殺めてしまっては我にはどう足掻こうとも殺すことはできぬ。 我でなくとも、この場にいる誰であろうとこれからお主を殺すことは逆立ちしてもできん。それこそ我がされたように一度生き返らせでもしない限りな――!」 え……? 『我がされたように一度生き返らせでも』? まるで『死人を生き返らせる技術』が存在しているような言いぶりじゃあないか―― それが本当なら、名簿にいた迷路先輩は、放送で呼ばれた迷路先輩は、主催の仕掛けじゃなくて本物の……? 「どういうことですか……?生き返らせた、って、」 「お主らには話しておらなかったか。だがそれも気にすることはない、これから死ぬお主にはな」 「腕のことを忘れたわけじゃないでしょう……?」 「それがどうした。狐面の言う通りであったならば、今頃この右腕は主を喪ったことで怒り狂っているだろうに」 「ならパソコンはどうするんですか?あれはあなたには使えるものじゃなかったはず……」 「忍法記録辿りを用いれば不可能ではあるまい。残念だったな、これでお主の利用価値はなくなった」 懸念していた通りになった。 狐さんという抑止力がたった今いなくなった以上、僕を守るものは何もない。 かつて上総園学園にいたときとは違う。 出会って3時間経ってるかどうかという短い時間じゃあ『支配』するにはとても足りない。 頼みの綱だったパソコンを使った交渉は撥ね退けられたし、鳳凰さんが忍者である以上ここで容赦してくれるとは思えない。 もちろん、ここで背を向けて逃げ出したところですぐ追いつかれるに決まってるし打つ手なし、だ―― 「さらばだ、少女よ」 そして、鳳凰さんは右腕を振りかぶる。 さっきのように突然暴れだすとは思えない。 疑いの余地なく、これから僕は死ぬのだろう。 なら、せめてもの負け惜しみだ。 「言ってませんでしたけど、僕って男だったんですよ」 言い終わった瞬間、右腕が僕の脇腹を文字通り『ぶち抜いて』いった。 5 「言われてみれば腑に落ちるが、よもや少年であったとはな」 物言わぬ二つの死体の側で真庭鳳凰は嗤う。 「やはり戯言だったか。死霊など――どこにも存在せぬ」 西東天が死んでもなお、平静を保っている右腕に気付いた時点で自由に匂宮出夢の右腕を使えるのではないかという発想に至った。 そして実際に串中弔士を殺してのけたことで発想は確信に変わる。 「して、蛮勇の刀、だったか。……なるほど、これは我でも十全に扱えるものではないらしい」 真庭川獺の左腕で、西東天の胸に刺さったままの刀に触れる。 宇宙創世以前から存在する人外の精製した刀剣はかの真庭忍軍の頭領でも自在に振るえるものではないようだった。 かといって放置しておけないのも事実。 万が一使えるものの手に渡ってしまっては確実に障害になる。 口を開けたデイパックを足元に置くと左腕のみを用い、慎重に刀を引き抜き、デイパックに入れる。 その過程で血がどばっと噴き出たが些細なことだ。 他の支給品は精々包丁くらいしか武器になるものがなかったため置いていくか破壊していくか考えたが、いくら詰め込んでも重さが変わらないのも事実。 少しの間悩んだ末、全て持っていくことにした。 行き先はもう決まっている。 首輪探知機に表示された貝木泥舟の文字と共に表示される光点。 単独でいる以上狙いやすいのは言うまでもない。 「では、行くか。……しかし、結局我はあ奴に勝つことはできずじまいか」 こうして、危険な敗北者は狐の嘘より解き放たれた。 【西東天@戯言シリーズ 死亡】 【1日目/午後/E-7】 【真庭鳳凰@刀語】 [状態]精神的疲労(小)、左腕負傷 [装備]炎刀『銃』(弾薬装填済み)、匂宮出夢の右腕(命結びにより) [道具]支給品一式×4(うち一つは食料と水なし)、名簿、懐中電灯×2、コンパス、時計、菓子類多数、輪ゴム(箱一つ分)、「骨董アパートと展望台で見つけた物」、 首輪×1、真庭鳳凰の元右腕×1、ノートパソコン@現実、けん玉@人間シリーズ、日本酒@物語シリーズ、トランプ@めだかボックス、鎌@めだかボックス、 薙刀@人間シリーズ、シュシュ@物語シリーズ、アイアンステッキ@めだかボックス、蛮勇の刀@めだかボックス、拡声器(メガホン型)@現実、首輪探知機@不明、 チョウシのメガネ@オリジナル×13、マンガ(複数)@不明、三徳包丁@現実、中華なべ@現実、虫よけスプレー@不明、小型なデジタルカメラ@不明、 応急処置セット@不明、鍋のふた@現実、出刃包丁@現実、食料(菓子パン、おにぎり、ジュース、お茶、etc.)@現実、おみやげ(複数)@オリジナル、 [思考] 基本:優勝し、真庭の里を復興する 1:貝木泥舟のもとへ行き、殺す 2:本当に願いが叶えられるのかの迷い 3:今後どうしていくかの迷い 4:見付けたら虚刀流に名簿を渡す 5:拡声器を使用する? [備考] ※時系列は死亡後です。 ※首輪のおおよその構造は分かりましたが、それ以外(外す方法やどうやって爆発するかなど)はまるで分かっていません ※「」内の内容は後の書き手さんがたにお任せします。 ※炎刀『銃』の残りの弾数は回転式:5発、自動式9発 ※支給品の食料は乾パン×5、バームクーヘン×3、メロンパン×3です。 ※右腕に対する恐怖心を克服しました。が、今後、何かのきっかけで異常をきたす可能性は残ってます。 ※ノートパソコンの中身、また記録辿りを用いて操作可能かどうかについては後の書き手さんにお任せします。 ※首輪探知機――円形のディスプレイに参加者の現在位置と名前、エリアの境界線が表示される。範囲は探知機を中心とする一エリア分。 ※探知機の範囲内に貝木泥舟がいるようです 支給品紹介 【蛮勇の刀@めだかボックス】 西東天に支給。 安心院なじみがスキル見囮刀(ソードルックス)で精製したもの。 使い手を選ぶため、かつて須木奈佐木咲が使用した際はつまずいて球磨川禊の胸に刺してしまった。 【ノートパソコン@現実】 真庭鳳凰に支給。 中にどのようなデータが入っているかは不明。 掲示板にアクセスすることは可能。 【けん玉@人間シリーズ】 真庭鳳凰に支給。 零崎双識の人間試験漫画版に出てくるオリジナルキャラクター花撒小鹿が使用していたもの。 見た目にそぐわず、玉の部分で人間の顎を吹っ飛ばせる威力がある。 【日本酒@物語シリーズ】 鑢七花に支給。 貝木泥舟が北白蛇神社に参拝するときたまに持っていっていたもの。 一升瓶に入った地酒。 【トランプ@めだかボックス】 鑢七花に支給。 赤青黄が(おそらくは)常に持ち歩いている。 【鎌@めだかボックス】 鑢七花に支給。 黒神めだかの婚約者その5、叶野遂が使っていたもの。 夥しく増えることはない。 【薙刀@人間シリーズ】 否定姫に支給。 匂宮の分家、早蕨兄弟の次男、薙真が使用していたもの。 【シュシュ@物語シリーズ】 否定姫に支給。 クチナワさんが変化した姿……ではなく真っ白なただのシュシュ。 【アイアンステッキ@めだかボックス】 否定姫に支給。 与次郎次葉が持つ魔法のステッキ……ですがどう見てもただの鉄パイプです。 Overkilled Red(Overkill Dread)前編 時系列順 みそぎカオス 配信者(廃神者) 投下順 拍手喝采歌合 神隠し(神欠し) 真庭鳳凰 かいきバード 神隠し(神欠し) 西東天 GAME OVER 神隠し(神欠し) 串中弔士 GAME OVER